パスチケット

パスチケットは特定の期間に何回も利用することができるチケットのことで、店舗イベントの招待状やパスとして利用することができます。顧客がパスチケットを利用するとその顧客にタグが追加されます。Shopifyの管理画面からこのタグに基づいて顧客セグメントを作成することで、プッシュ通知などでフォローアップすることができます。

パスチケットの作り方

Appifyの管理画面から「チケット」を選択し、右上の「作成する」をクリックしてください。チケットの種類は「パス」を選択してください。パスチケットを作成するには、次の4つの項目を設定します。

1. パスチケットの情報

パスチケットのタイトルと説明文を入力してください。タイトルはパスチケットの用途がわかるテキスト、説明文には利用条件や期間などを入力してください(※1)。

※1. パスチケットの利用に際してトラブルになりうる情報はあらかじめ説明文に入力するようにしてください。

2. 参加者に付与するタグ

参加者に付与するタグを設定してください。管理者向けアプリからパスチケットのチェックイン対応を行うとこのタグがShopifyの顧客に付与されます。

パスを利用した顧客を識別できるように「Appify:PassTicket:{Tag}」というフォーマットでタグを設置します。

例)Appify:PassTicket:{20240803}

3. アプリに表示される画像

パスチケットのカバー画像として表示する画像素材をアップロードしてください。画像は1:2(縦:横)の比率のものを使ってください。

4. パスチケットの利用期間

顧客がパスチケットを利用できる期間を設定してください。開始日・終了日ともに必須項目です。


パスチケットを配信する

パスチケットを作成後、パスチケット詳細ページの右側にある「配信対象」から顧客に配信することができます。配信対象は次の2つの方法で設定できます。

  1. すべての顧客

  2. 顧客セグメント

「1. すべての顧客」 を選択して配信した場合、Shopifyに存在するすべての顧客に配信されます。「2. 顧客セグメント」 を選択して配信した場合は、そのセグメントに所属しているすべての顧客に配信されます。パスチケットは、同じ顧客に同じパスチケットを複数回配信した場合でも、そのチケットが付与されるのは1度きりです。パスチケット内容の更新はすでに配信済みのチケットにも反映されます。

モバイルアプリを持っていない顧客への配信

アプリを利用していない顧客に対してもパスチケットは配信されます。対象の顧客はアプリをインストールしてログインするとパスチケットを利用することができます。

配信にかかる時間について

パスチケットを配信する処理には時間がかかります。配信を行ってから10分ほどお待ちください。パスチケット詳細ページの右側にある「サマリー」から配布された顧客数を確認することができます。数が更新されない場合は、ブラウザ画面を再読み込みしてください。

Shopify Flowで顧客にパスチケットを付与する

Appifyが提供しているShopify Flowの「Send a pass ticket by short id」アクションを使うことで作成済みのパスチケットを顧客に付与するワークフローを構築しましょう。

ShopifyFlowの設定

  • Shopify Flowアクションのフォームに入力が必要なPass Ticket IDは、パスチケットの詳細画面の右側「Shopify Flow」から確認できます。

  • Shopify Flowのワークフローが複数回実行されても、1人の顧客に1回しかパスチケットは付与されません。

Quick Start

下記のFlowテンプレートをインポートすると簡単に始めることができます


チェックインする

パスチケットはオフラインイベントの招待状やパスとして利用することができます。イベント時に顧客が参加したことを記録したい場合は、チェックイン機能を利用してください。記録する必要がない場合は、アプリの画面を目視でチェックする方法でも問題ありません。

最終更新